貴ノ岩が訴訟取り下げ、暴力事件の真相が闇に消えた

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日馬富士の暴行事件問題の発端
法的の見地から言えば、日馬富士が加害者で貴ノ岩が被害者ですね。
スポーツ界における「暴力による指導」に対して批判的な社会に
変わってきている現代では
日馬富士の暴力は絶対的に批判の的となりますね。
しかし、日馬富士もむやみに暴力を振るったとは思えません。
手を上げざるを得ないほどのことがあったのではと思います。


身の程知らずの人間
貴乃花元親の理念に「白黒をつけても多くを語らず」と語っているのですが
たかが白鳳に一勝しただけで「これからは俺たちの時代」とのぼせ上ったことを言ったことがこの事件の発端と考えています。

古い考え方と言われるかも知れないのですが、武道の世界では先生に勝った時にも「ありがとうございました。」と礼はしますが、生意気な考え方は一切しません。段位の低い人ほど、のぼせ上る人もいると思いますが・・・。


モンゴル人たちの意識
これはあくまでも推測ですが、白鳳にしても日馬富士にしても、たかだか幕下の人間が生意気言うなという思いがあったと思います。日馬富士にしても白鳳にしても貴ノ岩に対して恨みがあったわけではないでしょう。むしろ同じモンゴル人として今後の活躍を期待していたのではないでしょうか。

貴ノ岩の行き過ぎた発言に釘をさす気持ちで(もしかしたら怒っていたかもしれません)鳥取の暴力事件が起きた現場で同胞のモンゴル力士に横綱としての説教をしたかったのかもしれません。

しかし、横綱であり先輩でもある白鳳が話をしている最中に、スマホをいじっていたことに日馬富士が「注意」をしたにもかそれにもかわらず、きちっとした「謝罪」をしなかった貴ノ岩に対して、日馬富士が「キレて」しまったと理解しています。

貴ノ岩にしてみれば白鳳の話など聞きたくないと思っていたのかもしれません。スマホくらいいじったっていいじゃないかと思っていたのかもしれません。『「すみません」と謝ったのになあ』と思っているかもしれません。

倫理観が薄れゆく日本
時代の違いなのか若い人との考え方のギャップではないでしょうか。
まして、今の日本は昔ながらの「年上の人を敬う」精神論は軽視されるだけでなく批判される風潮があります。

なによりもテレビ報道番組において評論家の95%が、貴ノ岩が「被害者」と強調しています。モンゴル人の間にも、貴ノ岩の「年上の人を敬う」気持ちが無かったと指摘し、貴ノ岩を批判する人がいるにも関わらず、日本のメディアでコメントする人には、ほんの一部の人を除き、「年上の人を敬う」精神論を強調する人はなく、いい子ぶったことしか言いません。

確かに暴力事件を法的に見れば、日馬富士が「加害者」であり、貴ノ岩が「被害者」でしょう。日馬富士がリモコンという道具で殴って、貴ノ岩に怪我をさせたことは愚かなことです。拳で1発殴るくらいの方が良かったと思います。

それでも貴ノ岩は「何で殴られなければならないのか」と目上に対する敬意などは持たなかったかもしれません。

もし仮に貴ノ岩に「年上の人を敬う」気持ちがあったなら、暴行事件は起きなかったと思っています。説教をする人が白鳳ではなく貴乃花だったら、貴ノ岩はスマホをいじったでしょうか?注意されたら、はっきり謝るのではないでしょうか?


貴乃花がヤクザの親分だったら
多くのメディアは相撲協会に対して非難し、貴乃花元親方を擁護するコメントが語られていました。しかし、貴乃花の態度は必ずしも褒められるものでなかったのではないでしょうか、結局は誰しも想定しなかった「引退」劇で終わり、いったい何をしたかったのか、わからいままに貴ノ岩の損害賠償請求へと話題が転換されました。

日馬富士の暴力事件において、伊勢ケ浜親方が謝罪に貴乃花を訪ねたときに、ヤクザの大親分のごとく、貴乃花が話合いに応じていれば、きっとその時点で和解が成立していたのではないでしょうか?
いづれにしても、貴乃花の対応策に読み違いが多すぎたのではないでしょうか?

弁護士だったら解決できるのか?
推定ですが、おそらく貴ノ岩のケガを知った時点で、弁護士に相談していたものと思います。暴力を否定する世の中ゆえに、どんな理由であろうとも、暴力に対しては「法律」で対抗する風潮があります。そのために、すぐに「弁護士」を入れるのでしょう。

弁護士に対して大きな勘違いをしている人が多いのです。例えば歯が痛い時に皮膚科の医者に行きますか?同じ医者という資格であっても、それぞれ分野が違います。弁護士も刑事事件に強い弁護士、債権債務に強い弁護士、相続に強い弁護士、離婚問題に強い弁護士・・そうオールマイティではないのです。それなのに弁護士は経験の少ない分野の依頼でも受ける人が多いのです。

調停不成立の原因
今回の貴ノ岩の損害賠償請求にしても、一般的には、代理人同士の話合いで、調停の時点で示談が成立していたはずです。示談が不成立に終わったことに対して、何か「言い訳」が多すぎるように感じていました。

貴ノ岩の代理人の請求金額2,413万円、日馬富士の代理人の回答額50万円については、一般的には落としどころを双方決めているものです。それぞれ提示金額を摺り寄せて示談、和解に進んでいくものです。損害賠償金額を分解すると「慰謝料」「入院治療費」「懸賞金など休場補償金」「弁護士費用」。

日馬富士側の言い分では、「慰謝料は支払いましょう」ただし50万と言うのではないでしょうか?話によっては100万くらいを落としどころにしていたのではないでしょうか?

「入院費、治療費、休場補償金」について、調停でどのような話がされたのかわからないので何とも言えないのですが、代理人が解決を望むなら、貴ノ岩の怪我の事実関係、2場所休場しなければならなかった事実関係を明らかにすべきところでしょう。

結局は、損害賠償請求の根拠が明確ではなかったと思われます。日馬富士側の代理人弁護士が「根拠が不明」と言っているのですから、きっと訴状に請求金額の明細は記載されていたとしても、証拠類の添付がなかったと推測されます。

入院治療に要した期間の経過事実を明らかにすべきところ明らかにしないまま金額だけを請求しても、「はいわかりました」となるわけがありません。当然のことではないでしょうか。

もともと貴ノ岩の傷の程度に疑問がありました。2場所も休場するほどの大けがだったとは思われないからです。貴ノ岩が怪我を負った時点での医者の診断書によれば、全治10日ともいわれました。

加えて休場中の貴ノ岩の行方が不明だったのも不可解です。入院していたとの話もありますが、入院の事実を裏付けるものがありませんでした。貴ノ岩を「被害者」と擁護する番組ですら、貴ノ岩の状況を報道するマスメディアはありませんでした。何故、貴ノ岩の入院治療中の様子を報道しなかったのでしょうか?もしかしたら、わかっていたけれど報道を控えていたのかもしれないですね。

闇に消えた貴ノ岩ケガの真相
そして今度は訴訟の取り下げです。取り下げの理由はモンゴルにおいて貴ノ岩の家族が嫌がらせのパッシングを受けているからでした。そもそも、日馬富士が引退した時点で、貴ノ岩が年上の人に対して無礼の態度をとったとして、非難を浴びており貴ノ岩に対するパッシングは今に始まったことではないけれど、損害賠償請求することにより非難がより大きくなったのは間違いないでしょう。あくまでも貴ノ岩は「かわいそうな被害者」を武器にしているような気がしてなりません。

訴訟を取り下げたことによって、あやふやだった貴ノ岩の怪我の容態、休場中における貴ノ岩の行動、入院治療の状況、いわゆる損害賠償請求金額の根拠が見えなくなってしましました。

日馬富士は傷害罪に問われ、責任を取って「引退」。貴乃花は何を考えているのかわからないけれど想定外の引退劇。貴乃花一門の弟子たちは部屋を変えることになり、貴ノ岩はモンゴルで悪者扱い。多くの人が損害を受けても、得をした人はいなかったのではないでしょうか。

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